◆検索エンジンについて
大きな書店も、図書館も、
情報量ではインターネットにはかないません。
インターネットでの情報収集の手段として
「検索エンジン」を使いますよね!
しかし、得意な分野ではいいけど、
不得意分野では力を発揮しないんです。
闇雲にキーワードを入れればいいというものではありません。
では、頭のいいキーワードの選び方は?
「コンピュータがチェスの名人に勝った」
というようなニュースを耳にすると、
「やっぱり、コンピュータの方が人間よりも頭がいいんだ」
と考えがちですが、これは飛躍しています。
確かに、情報量と情報処理のスピードという点では、
コンピュータのほうが人間よりも勝っているかもしれないです。
でも頭がいいわけではありません。
むしろそれほど頭はよくないと考えておいたほうがいいです。
コンピュータというのは、
何から何まで具体的に指示しないとちっとも働いてくれないのです。
「こうしろ」と明確に指示をすればそのとおりに働きますが、
すこしでも指示にあいまいな点があると、
うんともすんとも言わなくなります。
それどころか指示のあいまいさをあざ笑うかのように
デタラメな答えを出してくることもあります。
これは検索エンジン、特に自分でキーワードを打ち込む
ロボット型の検索エンジンを利用するときにも言えます。
コツは、小学生にお使いを頼むように
一つ一つ具体的に説明するということです。
例えば、「今の総理の家族の名前が知りたい」という場合、
「小泉首相 家族 名前」
というようなキーワードでは、
「10人の家族、首相に不満・落胆・・・」
という関係のないページをどっさり引っ張りだしてくるだけです。
こういう場合は、
「小泉純一郎 父母 祖父」をキーワードにして、
「こういうことが書かれているページをお願い」
と具体的に説明してやらなければいけません。
「練馬区にある郵便局の一覧表がほしい」という場合も同じです。
「練馬区 郵便局 一覧表」
で検索しても、
「練馬区内で集団回収を行っている団体の一覧表を作成しました。」
などといった、どうでもいいページが出てきてしまいます。
こういう場合も、
「一覧表っていうのはね、住所と電話番号が書いてあるものだよ」
と具体的に説明して、
「練馬区 郵便局 住所 電話番号」
というキーワードで検索します。
また、一つ一つ手順を踏むということもポイントに挙げられます。
例えば、
「ドストエフスキーの小説で、優秀だが貧しい青年が
ばあさんを殺して金を奪うのがあったな。
あれに出てくる娼婦、なんて名前だっけ?」という場合。
いきなりこう言われても検索エンジンには
何のことやらさっぱり分からないので、まずは
「ドストエフスキー殺人」
で検索をかけてその小説が『罪と罰』であることを確認します。
そして、改めて
「ドストエフスキー罪と罰登場人物娼婦」
で検索をかけます。
こうしなければ、なかなか「ソーニャ」という名前には
たどりつけないでしょう。
検索エンジンは瞬時にして何万、何十万という
ページを選び出すすぐれたソフトですが、
理解力や判断力は小学生レベルです。
検索エンジンを使うときは、
常にこのことを念頭に置いたほうがいいです。





